今日から日刊ゲンダイ週末版の連載が始まります。タイトルは
「肉厚ほら穴の甘い誘惑」
疲れたサラリーマンに横ビンタして喝を入れるようなタイトルにしてみました。
有田さんいわく「マジかよ」ですが「マジです！」(＊´ω｀＊)
まぁたいしてエロくはないかもしれないですが、頑張って3.5枚の中に押し込んでみました。
３～４月の週末、よろしくお付き合い下さいませ

そろそろ情報解禁なので告知致します。
日刊ゲンダイ週末版で3月～4月の連載を担当することとなりました。3/2スタートです。

連載は月刊誌「人妻新鮮組」以来2度目ですが、新聞連載の方は月刊誌より1回分が短く、更新頻度が高くて、難易度が高かった

読者の皆さまに楽しんでいただけますよう頑張っておりますので是非手に取ってみて下さい。よろしくお願い致します

秘事 〜ひめごと〜 (河出i文庫)

予約ページが出来てました。アンソロジー（競作集）です。

私は、「気難しい夫を拝み倒すようにして飼った子猫が酷い下痢。綺麗好きの夫に怒られないように動物病院に連れていったら、獣医はかつての同級生だった…」という短編を提供しました。
ちなみにこの話を書いた時ちょうど家の子猫が酷い下痢で、ウンチが水芸みたいにピューピュー出て大惨事だったことから書いた話です。過ぎてしまえば笑い話ですが、当時はものすごく暗かったです。懐かしいですね。

『ひとづま学級』
いよいよ本日発売です。
今回の表紙も大柴宗平さんです。素敵な表紙ですので是非手に取ってご覧下さい。
よろしくお願い致します

先日も申しあげましたが、私が人妻ものを書くと、「んー、ちょっと違う」という事になります。私の描く人妻は貞淑じゃないし、憂いも含んでないし、頭の中は日々の生活で一杯だし、転んだふりをして「アイタタタ」って隣に立っている男を巻き込み押さえ込み、ついでに喰っちゃう系のチャッカリ女ばかりです。
「そんな女が出る小説は官能じゃない」
というご意見もおありだと思いますが、「官能はこうあるべき」ってガッチガチの物差しをあてがい続けるのもどうかな、という気持ちでおります。少なくとも自分は違うなと（どうせこっちはアウトロー・規格外だし）。

これからも自分にしか描けない世界を紡いでゆく所存です。どこまで生き延びられるか、遠まきに見守ってくださいネ。（今年すでに不安なんですけど）

日常家事ルーチンワークに忙しくて何も書くことがありません。なので発売したばかりの「葵紋の淫謀」と、来年9日発売予定の「ひとづま学級」の解説でもしようかなと思います。
【葵紋の淫謀】
　実はこの小説の中で一番私がこだわったのが「マン拓」でした。（でもそのシーンを書き終えたら憑き物が落ちました）
　なんだろう、「マン拓」って言葉、リズムも語感もとてもいいですよね。目をつぶって「マン拓」ってつぶやくと、まるで密教の聖句みたいじゃないですか？　この言葉自体に不思議なパワーがこもっているような気がするんです。なにせ「マ」ときて「ン」ときて「タク」ですから。
　先日も書いたように、史実によると冒頭に出てくる松平乗完はこの話のちょっと後に病死してしまいます。寿命が近くなると、無自覚な人間でもなにがしかのサインが出てくるものなのかもしれません。
　お菊ちゃんはこれからどうなるんでしょう。そして寧姫は……。愛しても報われない女の悲哀、でも逞しく道を切り開こうとする女の強さ図太さ、そういったものを官能に織り込んで、楽しいエンタメ小説に仕上げたいです。
【ひとづま学級（仮）】
　こちらは「ゆうわく学生寮」「やわ肌キャンパス」の路線をきっちり踏襲してます。自分でゲラを読んでいて「えーこんなこと書いたっけ？？？」と顔を赤らめてしまいましたが、それなりに面白かったです。このブログを見て下さっている方向けに教えちゃいますが、この「ひとづま学級」を含めて3作は人妻路線で行きます。そのあとはまだ考えてないけど、人妻好きは3作「買い」ですよ。
【追記】私が書く「人妻もの」は普通の人妻ものとは違うかもしれないです…少なくともヨロメキッていうようなしっとり感はありません。

　そもそも人妻好きな人、なぜ人妻が好きなんでしょう。よーく考えてみると、絶対コストパフォーマンスの良さが上位に来ると思う。向こうも時間が惜しいから、映画見て食事してなんていう「手間」を嫌うんですよね。もう一目みて「いいね！」と思ったらどこでもいいから即エッチしたいのが人妻じゃないかと思います。
※例外があって、初めての浮気の人妻はそれなりに手順を踏みたがります。また、その事をわかっていて、百戦錬磨のくせに初浮気を気取りたい人妻も居ますのでご注意を。どこがどう違うかと言うと、良く表れるのが目配りだと思う。目配りが鋭かったら経験者が初心者を騙ってると思います。剣術に通じるものがありますね！　爪や歯が綺麗かどうかを瞬時に見て取るのは手練れですよ！