日常家事ルーチンワークに忙しくて何も書くことがありません。なので発売したばかりの「葵紋の淫謀」と、来年9日発売予定の「ひとづま学級」の解説でもしようかなと思います。
【葵紋の淫謀】
実はこの小説の中で一番私がこだわったのが「マン拓」でした。(でもそのシーンを書き終えたら憑き物が落ちました)
なんだろう、「マン拓」って言葉、リズムも語感もとてもいいですよね。目をつぶって「マン拓」ってつぶやくと、まるで密教の聖句みたいじゃないですか? この言葉自体に不思議なパワーがこもっているような気がするんです。なにせ「マ」ときて「ン」ときて「タク」ですから。
先日も書いたように、史実によると冒頭に出てくる松平乗完はこの話のちょっと後に病死してしまいます。寿命が近くなると、無自覚な人間でもなにがしかのサインが出てくるものなのかもしれません。
お菊ちゃんはこれからどうなるんでしょう。そして寧姫は……。愛しても報われない女の悲哀、でも逞しく道を切り開こうとする女の強さ図太さ、そういったものを官能に織り込んで、楽しいエンタメ小説に仕上げたいです。
【ひとづま学級(仮)】
こちらは「ゆうわく学生寮」「やわ肌キャンパス」の路線をきっちり踏襲してます。自分でゲラを読んでいて「えーこんなこと書いたっけ???」と顔を赤らめてしまいましたが、それなりに面白かったです。このブログを見て下さっている方向けに教えちゃいますが、この「ひとづま学級」を含めて3作は人妻路線で行きます。そのあとはまだ考えてないけど、人妻好きは3作「買い」ですよ。
【追記】私が書く「人妻もの」は普通の人妻ものとは違うかもしれないです…少なくともヨロメキッていうようなしっとり感はありません。
そもそも人妻好きな人、なぜ人妻が好きなんでしょう。よーく考えてみると、絶対コストパフォーマンスの良さが上位に来ると思う。向こうも時間が惜しいから、映画見て食事してなんていう「手間」を嫌うんですよね。もう一目みて「いいね!」と思ったらどこでもいいから即エッチしたいのが人妻じゃないかと思います。
※例外があって、初めての浮気の人妻はそれなりに手順を踏みたがります。また、その事をわかっていて、百戦錬磨のくせに初浮気を気取りたい人妻も居ますのでご注意を。どこがどう違うかと言うと、良く表れるのが目配りだと思う。目配りが鋭かったら経験者が初心者を騙ってると思います。剣術に通じるものがありますね! 爪や歯が綺麗かどうかを瞬時に見て取るのは手練れですよ!
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