『ひとづま学級』
いよいよ本日発売です。
今回の表紙も大柴宗平さんです。素敵な表紙ですので是非手に取ってご覧下さい。
よろしくお願い致します

先日も申しあげましたが、私が人妻ものを書くと、「んー、ちょっと違う」という事になります。私の描く人妻は貞淑じゃないし、憂いも含んでないし、頭の中は日々の生活で一杯だし、転んだふりをして「アイタタタ」って隣に立っている男を巻き込み押さえ込み、ついでに喰っちゃう系のチャッカリ女ばかりです。
「そんな女が出る小説は官能じゃない」
というご意見もおありだと思いますが、「官能はこうあるべき」ってガッチガチの物差しをあてがい続けるのもどうかな、という気持ちでおります。少なくとも自分は違うなと（どうせこっちはアウトロー・規格外だし）。

これからも自分にしか描けない世界を紡いでゆく所存です。どこまで生き延びられるか、遠まきに見守ってくださいネ。（今年すでに不安なんですけど）