■おととい妙な夢を見た。腕や腹の皮膚に直系5ミリくらいの黒い孔が開いてしまって、よく見ると中で何かが動いている。ピンセットでつまんで引っ張ってみたら5センチくらいのミミズみたいなのがずるずる~~っと出てきた。
■(うええ~~これ体のあちこちに開いた孔の分を全部取るの?)とうんざりした。
■起きてすっかり忘れていたのが、急に思いついた。あれはひょっとして「三尸(さんし)」じゃなかろうか!?
■三尸とは、人間の体内にいると考えられていた虫で道教の伝承である。60日に一度めぐってくる庚申の日の夜、三尸の飼い主が寝てしまうと、三尸が体から抜け出して世界をつかさどる天帝にその飼い主の罪悪を告げてしまう。そうするとその人の寿命が縮まったり病気になったりするらしい。
■道教では、三尸は人間に欲望を起こさせたり寿命を縮めさせるところから、仙人となる上で体内から排除すべき存在として知られているらしい。けしからん蟲だ!
■その虫を自分で取ったという事は、天帝に悪口を言いつけられずに済んだという事で、ちょっと寿命が延びるのかもしれない。
■気持ち悪い夢だったがこれも吉夢と思う事にします。
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