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鉄器文化の講演2

【黒海・カスピ海北岸地域における鉄器文化成立期の諸問題】その2
■というわけで、基本的な事を転載(コピペ)しておきます。
http://www.infokkkna.com/ironroad/2013htm/iron9/1311kyoudo00.htm


「鉄の起源」や「ユーラシア大陸の東西を結ぶ金属器&鉄文化東伝の道≪Metal Road & Iron Road≫の探求を進める愛媛大学東アジア古代鉄文化研究所のチームが日本・中国・モンゴール・ロシア・トルコの研究チームなどと積極的に共同発掘調査研究をすすめている。 
その過程で 愛媛大・モンゴル共同チームが、従来は製鉄技術がないと思われてきた中央アジアの遊牧の民「匈奴」の製鉄炉跡をモンゴル国内で発見・発掘した。ビッグニュースである。
紀元前3世紀から紀元1世紀にかけて ユーラシア大陸の中央モンゴル高原に起こった遊牧の騎馬民族「匈奴」。
当時中国は「秦」「漢」の時代、この匈奴の侵入を防ぐため、万里の長城を築き、当時の先端技術ですでに大量量産の製鉄技術を確立していた「漢」はこの技術がほかに流出せぬよう、鉄官などを置き、厳しく国家統制していた(溶融鉄還元間接法)。


匈奴が南の中国と対峙する一方、ユーラシア大陸の西では 匈奴の侵入を発端とするヨーロッパの民族大移動が起こっている。
この「匈奴」の爆発的エネルギーの根源は騎馬民族の「略奪」に支えられていると考えられていたが、今回の発見・発掘で≪匈奴が独自の製鉄技術を有していた≫ことが、次第に明らかになってきた。

また、愛媛大が進めてきた中央アジアでの数々の共同調査で、紀元前12世紀ごろヒッタイトが発明した製鉄技術がユーラシア大陸を東伝して、
早くからインド・中国に伝わったばかりでなく、黒海・カスピ海の北岸からユーラシア大陸中央の草原を通って、西シベリアやモンゴルにまで伝わっていることが明らかになり、古くからユーラシア大陸の東西をつなぐ、金属器・鉄器文化伝播草原の道≪Metal Road & Iron Road≫があったということも次第にあきらかになってきたという。
. ---- 村上恭通愛媛大教授「鉄と匈奴」シンポ 基調講演より

この「匈奴」の時代 日本は弥生時代で鉄器時代には入ったものの、
まだ 製鉄技術はなく、中国大陸から「鋳造鉄斧」などの鉄器が使われだした時代である。
その後 移入鉄器や素材にして鍛冶加工して鉄器作りが進むが、日本で製鉄が始まるのは5世紀後半。


しかも、中国の先端技術であった溶融鉄還元間接法が広く行き渡っている東アジアの中で、大陸・朝鮮半島と広く交流があったにもかかわらず、唯一ヒッタイトの鉄からつながる塊錬鉄直接製鉄法である≪たたら製鉄≫が始まる。
なぜ、効率よく量産できる溶融鉄還元間接法でなく、塊錬鉄直接製鉄法が伝わり、その後長くこのたたら製鉄が行われ続けたのか???


東アジアで塊錬鉄直接製鉄法が消えてゆく紀元前2世紀の漢の時代から5世紀にかけて、
この塊錬鉄直接製鉄法を受けついできた地域がきっとどこかにあるはずと。
いまだにこのたたら製鉄の伝来ルートは謎のままである。


ところが、中国では溶融還元間接法での量産製鉄をすでに始めていた紀元前3世紀から紀元1世紀にかけての匈奴の時代に、製鉄技術を持たぬと思われていた「匈奴」は塊錬鉄製鉄法で鉄を作り、世界を駆け巡っていた。
この「匈奴」の時代 そんな塊錬鉄の製鉄技術の痕跡がユーラシア大陸中央の草原に点々とあり、モンゴル・西シベリヤやバイカル湖周辺にも及んでいるという。


ユーラシア大陸の東西を結ぶ金属器&鉄器文化東伝 草原の道≪Metal Road & Iron Road≫が信憑性をもって語られている。
もう少しで、中国を経ずとも東アジアの日本海沿岸につながるのでは・・・・と期待が膨らむ。

(続きはリンク先にて。変なところで切ると意味わからなくなるので結構長くコピペしてしまいました済みません!)


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