『われならで たれかは植ゑむ 一つ松
こころして吹け しがの浦風』
私でなくていったい誰がこの一本松を植えるだろうか
志賀の浦風よ、こころして吹きなさいよ(枯らすなよ)
自ら武王に比し、信長を殷の紂王にたとふる心、後にあらはれたりと人はいひけり。
『常山紀談』←湯浅常山(1708~1781)が著した戦国逸話集 より抜粋
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私もこの句を見た時一瞬「古代中国の思想?(易姓革命的ななにか)」と感じた。
けどやっぱりそれは考えすぎじゃないのかな……。
でもこういう短歌に彼の人柄がよく表れているように思えます。
植物に対する素直な愛を感じるw
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