「(略)ともすれば「暗黒時代」と呼ばれるこの中世において、数学はその発展をまさに「光は東方より」の言葉どおりになされたのである。そこでは古い文明国インドの数学が、エジプトやバビロニアに劣ることなしに、やがてアラビア人の手によってギリシャから引きつがれた数学と融合され、いわゆるアラビア数学としてヨーロッパに逆輸入されるのである。それゆえローマ数学とアラビアの数学を受け継いだ中世ヨーロッパの数学には、概して東洋的性格が見られる」
(『会計史研究』濱田弘作 多賀出版p29)
-----
そういえばゼロはインド数学での発明と聞いた気がします。
アラビア数字の事をアラビアの人たちは今でもインド数字と言っているようです。
(赤字は私がしました…また忘れちゃいそう)
何度でも「そうなんだ!?」と驚ける事は人生お得なのか損なのかよく分からないですね。
知ってる事をまた読んで「そうなんだ!?」と新鮮に驚けるのはお得なような気もしますが。
PR