参考図書を色々読みまくってますが昨日から「会計史研究」に突入しました。
今まで何も気にしてなかったけれど、会計って文明にとってとても重要なんだなあと感心しております。
私「ねえねえ、なんと殷の時代から会計制度が~」
夫「そんなのあたりまえだろ。記録が無いだけで多分もっと前までさかのぼれるはずだ」
私「だって凄いよ。西周の時代には会計報告とか監査とか~制度が~古代インドでは~」
夫「徴税してるんだからそれを管理・監査するのは当然だろ」
私「……どうして私のこの新鮮な感動が伝わらないのか……」←震えるほど感動した
夫「そんな事に感動してるのお前だけ。普段から家計簿付けないから人類にとっての会計の重要性がわかんないんだよ」
私「え、だって会計なんてなくたって生きていけるよ。世の中にはどんぶり勘定という概念があってですねぇ」
夫「ごたくはいいから家計簿付けろよ」
私「やぶへび感(^◇^;)やべぇ」
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複式簿記の起源については諸説あるが、大きく古代ローマ説と中世イタリア説に分ける事が出来る。現在のところ中世イタリア説が優勢なのだが、それは現物の帳簿が残っていたから。
・ジェノア(Genoa)簿記 ※ジェノアはイタリアの州都
ジェノア人の簿記システムは古代ローマ人の方法をさらに変形させた(と推察される)もので極一部の人間しか知らなかったようだ。現存している最古の複式記入簿は1340年を付したジェノア市庁のマサリー(the Massari of Commune of Genoa)である。完全な複式簿記形式で記帳されていたあたりから推察するに、少なくとも過去数年はこの形式で記帳されていた事と読める人が一定数いたことを表している。マサリは正副の二冊あったようだが、1339年の暴動により原本が消失、写本は無政府状態の時消失した(ようだ)。(「会計史研究」濱田弘作p114を自分の言葉でまとめてあります)
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