取りあえず、講演内容等をツイッター投稿したものをちょっと手直ししてここに置いておきます。(コラムとしてしっかり編集したいけど時間が無いのと「あとで」とか思うと永遠にやらなさそうなので…)
( カテゴリ的には「メモ」な気がするけど)
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日本が主権国家として歩もうとし始めたのは前の鳩山政権だった。彼は米国からの脱却を図っていた。「在日米軍は6年以内に撤退してくれ」と重光外相がワシントンに伝えにいった(だが失敗)。次の石橋内閣もその路線を踏襲しようとしたが短命に終わった。日本はここから大きく変わってしまった
在日米軍の駐留経費の79%を日本が税金で負担、この額は在外米軍の海外駐留経費の50%以上。米軍は日本の税金がないと維持出来ない。沖縄返還の交渉条件として思いやり予算の密約(公に計上されない分も含む)が始まった。
官僚は1957年までは政治に入り込む余地が無かった。当時は政治主導だった。ところが日米安保と共に官僚が跋扈し始めた。「抑止力」は官僚が自分を守るために使う詭弁だと西山氏は言う。橋本が沖縄の件をやったと評価する人が居るが、彼の作った案は13年も実現されなかった実現不完全な計画(続
米国は沖縄の構造的差別を常に利用し、日本政府に金を出させてきた。現在の日米同盟は日本の事情はまるで考慮していないもの。2000年から国力の落ちた米は米軍再編計画をしている。辺野古(獲得)は前々から計画に入っていた。(今日の西山太吉講演の備忘録です
メモランダム13号(ニクソン政権下)←注;私はこの言葉初めて知りましたがよくわからなかったので注釈無しで…
在外米軍基地は現在リロケート中。統合廃止計画。
米軍の極東計画の中心はグアム・テニアンだが辺野古に新たに立派な滑走路&基地が出来れば、補給地として非常にありがたい。日本に作らせれば建設費と維持費がほぼタダでそれが手に入る。どうしても辺野古に(一時的じゃない基地が)欲しい。(続く
40年近い間、在外米軍新基地を作ることが無かった在外米軍が久しぶりに新しい基地を(しかもタダで)手に入れられるそれが辺野古。米国はいまや中国が無ければ生きていけない。日本よりも中国の方がずっと大事。北朝鮮の脅威は無い。なぜなら北朝鮮は内部崩壊中だし金が無いから。(続く
日本が米国よりはるかに有利という点の1つに日本はイスラムから嫌われていないという点があげられる。これはばかに出来ない事実。
日本…米国にとってこんなに美味しい国は無い。未だに主権国家じゃない、ニセの領収書を国民に見せる国。日本に一番欠けているのは「民意」。他の国なら暴動起きてる(続
日本には市民社会が形成されてない。これからは「民意が一番」の時代が来る。←非常に面白いなと思ったのが、この主張がいまの鳩山総理の作りたい日本と同じ理念だってことなんです。「新しい公共」じゃないかなと思いました
(ただし私はあれから意見が変わって鳩山政権に失望しました。核密約調査終了と辺野古移設、油田…売国もいいとこですね)
さてもらったパンフ(注:正しくは新聞コピー)の中でちょっと目をむいたものがあったのでご紹介。これ私も知ってたはずなのにすっかり忘れていたことなんです。実は在日米軍幹部に叙勲されていたんですが、日本の自衛隊幹部のもらう等級より上なんです。自民政権下で今までに263個出てます。
東京大空襲を指揮した司令官にも旭日大綬章(最高位)が贈られました。決めたのは佐藤内閣だそうです。これって天皇陛下と我ら臣民に対するものすごい侮辱だと思う、自分達を殺すための指揮をした男に叙勲最高位だって!あほか!びっくりしたわ。剥奪しなさいって。
天皇陛下大好きで臣民だと思ってる私には大事なことなんで付け足しますが、自民政権下で勲一等旭日大綬章を叙勲したカーチス・ルメイ氏は、東京大空襲指揮、長崎・広島原爆投下命令実行者、日本焦土化計画立案者だそうです。叙勲を決めたのは佐藤内閣だそうだ。ふざくんな!(ソース東京新聞3/11)
旭日大綬章の件のwikipedeia→http://j.mp/acV3Nr 1964年に、航空自衛隊創設時の戦術指導に対する功績により、日本政府より勲一等旭日大綬章を授与された。これは参議院議員で元航空幕僚長源田実と小泉純也防衛庁長官からの強力な推薦によるものであった[5]。
旭日大綬章の件のwikipedeia→http://j.mp/acV3Nr なお勲一等に叙する勲章は本来、授与に当たって直接天皇から渡される(天皇親授)のが通例であるが、昭和天皇はルメイと面会することはなかった。……当たり前じゃ!汚らわしい!
※あとは思い出したら追加します
【追記】
こちらの最後にも西山事件のことが出てました。日米関係のことも良くまとまっています。
「敵を間違えるな | 雁屋哲の美味しんぼ日記 」
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