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響由布子
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日記は数ヶ月ごとに整理しています。
適当に削除していますので検索でたどり着いても該当の日記が無い場合があります。
※連絡先はhibikiyuko〒gmail.com(〒を@に直してください)
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山口さんと会った

山口恵以子さんと久しぶりにごはん。
彼女は随分遠くに行ってしまったなあという印象だった。でも話していればすぐに小説道場で切磋琢磨していた時代に戻る。ただ、昔を思い出す事は、彼女にとって良いのか悪いのか……。

私としては、これからの小説家は今までのような「俺はえらいんだ」は成り立たないと思っていて、だから山口さんにも根っこにいつまでも昔の自信を失っていた時代の感覚を持っていてほしいなーと思ってます。彼女は芯がとても強いので、それが可能と思うのです。

それにしても彼女を取り巻く環境も考え方も大きく変わり、内面から輝くようになっていって、その変化を見るのはとても楽しいです。やっと等身大の居場所を見つけたなという感じがします。
初対面の時の事はよく覚えています。彼女にとって一番つらかった時代です。
「何でこんなところにこんなサラブレッドみたいな人が……」
と思って、その日は自分の母に「今日、サラブレッドみたいな人が小説道場に来たよ」とわざわざ言ったのでした。

昔から他人におごるのが好きで、好きというより自分の仕事とでも思っているかのような必死さがあったのですが、今は本当に肩の力が抜けてするっとおごってくれるのが面白いです。私は他人からおごられるのは好きではないのですが、彼女のやり方はとても上手で年季が入っていて、すでに思い出として蓄積されているのが笑える……。他人のためでなく自分のためにおごってるから嫌味が無いのかなと思います。ゲン担ぎに近いかもしれない。

東京駅で泥酔した彼女をタクシーにほうりこんだこと、「月下上海」を脱稿した直後に脱稿祝いで銀座のレストランでおごってもらったこと、ラブストーリー大賞に落ちた日がちょうど大阪日帰りの日だったこと、清張賞のあのドレスを買うのを付き合ったり、おごられにもストーリーがあるかも。次は大きな賞獲った時におごってもらいたいな。

※一方の私は自分のふがいなさに憤慨するでもなく、ゆるふわ死守で行くつもり。人にはできる事できない事があるのです。

そうそう、昨日晩ごはん食べたのは「古窯」という山形のお店でしたので山形のお酒をいただきました。「十四代」「初孫酒造のいなほ」「やまとの桜」他めっちゃ美味しいお酒をいただきました。おいしい日本酒は人を幸せにするよなあと思ったことでした。


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