先日人形浄瑠璃を観に行って来た。
演目は
「二人禿」「ひばり山姫捨松(中将姫雪責の段)」「壺坂観音霊験記」
壺坂の話はコンパクトにまとまっていて今まで見たのは全部長い話の一部分だったので新鮮に感じた。
演目のどれだかは忘れたが義太夫で一人非常に具合の悪そうなご老人がいて、多分インフルエンザか酷い風邪だろうと思う。どうしても出たい気持ち・責任感はわかるが鼻水と汗でダラダラになりながらもつば飛ばして声を張り上げて大丈夫なんかいな。
彼が謡っている真下の席二十名ほどはきっと来週あたり寝込むだろうなあと思ってしまった。
いつも竹本住大夫のとき名調子すぎて爆睡してしまうのだが(単に彼の声と私の耳の相性のせいのだと思います)今回は大丈夫だった。
どの演目も短かったせいかもしれない。