昨日わかつき嬢のことをちょっと書いたら彼女の名前の検索で来た人がいて「やっぱ人気あるんだなー」と思った。まぁそうだろうと思います。私も好きだし。
私が彼女のことを知ったのは大洋文庫のアンソロで同じ本に載ったのがきっかけでした。他の人の短編同様、彼女の短編も冒頭だけ読むつもりだったんです。でも勢いで全部読んでしまって、献本の翌日に興奮してフリー編集のHさんに「わかつきさん凄いです! 天才!」とメールしたことを覚えてます。
そもそも私は最近の官能小説はなるべく読まないことにしているんですが、わかつきさんの短編は衝撃でした。「女にしか書けないこと」をきっちり書いてるなと思って私は己の努力不足を恥じました。彼女の官能に対する真正面からの取り組みっぷりは本当に凄いです。以後自分の書くものに随分影響を与えたと思います。
実は初めての長編にほんのちょっとハムスターが出てくるんですが、それは彼女への感謝の気持ちというわけです(^_^;)果たして感謝になってるかどうかは疑問ですが、私にとっては忘れられない女性作家さんなのですよ。
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