■最近、コロナ解雇やらコロナ倒産やらで労働者が溢れているらしく、私のいる職場でも若くて良い人材が大量に入ってくるようになった。ロートルなおばちゃんはところてんのように職場から押し出されるしかないのかなあ、といった静謐な心境でおります。
■そんな中、先日の営業で面白いことがありました。営業って色々な人に会えるし色々な話も聞けるから私は結構気に入っているのです。小説のネタになるような話がゴロゴロしてるし……。
■んで先日、初対面の乳がんステージ4のしんどい抗がん剤治療中のお方と30分くらい話しこんだあと、彼女が私に言ったんです。
「ねえ、初対面なのにずばずば聞いたら悪いかな」
「いや、全く悪くないですよ。私だってずけずけ聞いてますし～」
「あのさ、その髪ってカツラ？」


( ﾟДﾟ)　えっ？


「いや、私と同じ、抗がん剤闘病中なのかなって感じたの。ほら、がんの人って、時々互いにわかるじゃない。わたし今ピンときてるのよね」
「まじっすか……」
■つまり彼女は私も深刻ながんで髪が抜けるような治療を受けている＝健康オーラが無い　と感じたと。
■びっくりすると同時に思い出した。私も若い頃に進行がんをやってしまったのですが、その時確かに、病院の待合室とかで、がん患者をなんとなく見分けることが出来たなあと。
■今回、久しぶりに社員として健康診断を受け、自費のオプションで20年ぶりくらいの腫瘍マーカー検査もしましたが、来年も忘れずにやろうと思ったことでした。
■もっとも私の健康オーラが無い理由は例によって粘着ケモノツキに恨まれて憑かれているからかもしれませんが。
■ちなみに職場の若い子に呆れられるほど元気なんですけどね……。見る人が見ると不健康なんでしょうね。