「カマッテちゃん」はポピュラーな言葉ですが、
「カマイタイちゃん」は聞き慣れませんよね。何でしょ一体。
……実はわたし、カマイタイちゃんなんです。
それもかなり自分勝手で自己満足なカマイタイちゃんです。
対人関係でカマイタイちゃんだと誤解を受けやすいです。
こっちはただ構いたいだけ(それも一方的に)なのですが、
「対価を要求しているのでは」とか
「取り入っていい目に遭いたいと思っているに違いない」とか、
「ほめられたいの?」とか「イイヒトを演じてる」とか、
勘ぐる人が結構います。
自分がそうだからといって他人もそうとは限らないのに、
同じ物差しを私に当てようとするんです。
私としては、困った時に頼る人は決まっているし、
カマイタイ相手と頼る相手は明確にわけてますので
そのような勘繰りには「はあ?」「はぁ(さいでっか)」としか
言いようがありません。
そんな私が目下ハマっているのがペットの世話と植物の世話です。
彼らは下衆の勘繰りをしません。そして手を掛けただけのものが
ストレートに返ってきます(←対価の求めあいとは全然違います。
彼らも私と同じ、基本的には自分だけの世界の住人なんです)。
特に、薔薇という植物はカマイタイちゃんな私に非常に向いていると思います。
高度な交配を繰り返した園芸品種の薔薇は究極の「カマッテちゃん」で、
何かあるとすぐ枯れるか病気になるか萎れるかです。
そして私は常軌を逸した「カマイタイちゃん」。
殆ど思い込みだけで相手を押さえ付けるようにして構うという……。
まるで割れ鍋ととじ蓋のようですね。
丁度頑固さしつこさが拮抗していて、いい塩梅で薔薇と格闘しています。
ここまで読むと、まるで私が家事のエキスパートのように見えるかもしれません。
が、基本は駄目主婦です。
何故かというと、掃除も洗濯も料理も買い物も
「カマッてやったぜ!」という手ごたえがまるで無いからです。
いくらカマイタイちゃんでも、波打ち際で砂の城を作る根気はありません。
お解りでしょうか?
ちなみに子供には「ウゼェ」「暑っ苦しい」と嫌われております。
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