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響由布子
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日記は数ヶ月ごとに整理しています。
適当に削除していますので検索でたどり着いても該当の日記が無い場合があります。
※連絡先はhibikiyuko〒gmail.com(〒を@に直してください)
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校正のミス

書こうか書くまいかかなり迷ったのですが、読者の方々と自分の間の信用問題になるくらい大きな事だと思うので書いておこうかなと思います。(「信用なんて元からねえよ」というツッコミは無しの方向でお願いします)

先日、献本を済ませたお友達の作家さんから連絡があって「響さん気付いてないかもしれないけど……」と著書「禁断の交際」の校正ミスを指摘されました。彼女によると、おそらくこれはゲラでは正しかったものが製本になる間に間違ってしまったのではないかと(いうくらい大きなミスだった)。

早速確認してみたら、確かにゲラでこのミスを見過ごす事は「無い」です。
彼女に教えていただいたのは:
■p160の11行目あたり、ほぼ同じ文が続けて二つ
 (どうやら赤字修正文と消されるはずの修正前文だった模様)
■エピローグp257の電話でのやりとり中、最も重要な7~8行目。
肝心の「うん。……あとね、私、自分の父親が誰か分かったの」
というセリフがなぜか丸々消えていること

この二つでした。でも、これはかなり大きなミスなので彼女が気付きましたが、実はまだ他にあるかもしれません(>_<)
※編集に確認しましたが、確かにゲラ戻し以後のミスだそうです。

読者の方々には大変申し訳無く思います。誠に申し訳ありませんでした。
対策としては、ゲラでの赤字修正をゼロに近づけることに今後さらに励みます。

私は製本になったものを読まないタイプなのですが、多くの作家さんも同じ事が起こりうるのではないかと思います。もしここを見ている作家さんがいらっしゃったら、確認してみた方がいいかもしれません。
もっとも確認したからといって製本になった後ではどうしようも無いわけなのですが……。
※業界事情に詳しい彼女によると、わが竹書房だけの話で無くて、こういった事態はどこの出版社でも時折あるらしいです

ご指摘いただいた秋山香乃さんに感謝感謝です。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
読者の皆さま、これに懲りずにまたご愛顧のほどよろしくお願い致しますm(_ _)m
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無題
そのとおりで、どの版元でも起こりうる話です。編プロ時代にもゲラ間違いはずいぶん見聞きしましたし、自分でもやってしまったことが(^_^;)
以前は青焼き(製版チェックのための校正紙)という最後の砦がありましたが、今じゃ軒並みCTP製版で、最終チェックがやりにくくなりました。
まったくもう
ほんとにびっくりいたしました。
もっともゲラだしから製本までが超はやいからこういうことになるんでしょうと思います。
でもあそこは青焼き出張校正があったような気がするんだけど??? っかしいなァ……

無題
時間に余裕がなくなってくると、焦った編集がろくにゲラの突き合わせもせず、印刷にぶっ込むことがありますからね。ほんとはそんなこと、もちろんやっちゃいかんのですが…編集にとって最も恐ろしいNGワードは《下版に間に合わない》ですから。

でも、こういうのがあまり続くようだと考えないといけませんね。作家個人の落ち度でないのにも関わらず、背負う看板に傷がついてしまいます
無題
気にする人はこのミス一回で、二度とその作家の本を買わなくなりますからね(-_-;)

でもその編集さんは抜けてる所もあるけれどもそれを上回るセンスがあるのです。私も完璧人間ではないので何とか互いがカバーし合ってミスを減らしたいものです(とまじれす)
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