学生時代の友達や娘の友達から、亀吉(クサガメ)の排泄の躾について聞かれたのでここにも書いておこうと思います。
この話は家の亀の話なのでどの亀にも通用するかどうかはわかりませんがご参考までに。
うちは積極的な躾(褒める・罰を与えるみたいな躾)はしてませんが、規則的な生活をさせることで決まった時間に決まった場所で排泄をするようになってます。具体的には午前中のたらいの中(水中)です。
まず朝起きると亀をコタツ(最近は亀吉の巣になってる)から取り出して、心臓がヒヤッとしない程度にぬるい水(うちは水道水そのままですがカルキを気にする人は日なた水を使うみたい)に漬けます。水は大き目のたらいに亀の背中が沈むかな?くらいの量です。大き目のトンカツくらいの亀に対してたらいは内径50センチくらいです。
水にはあらかじめ専用ビタミン液(ペットショップで売ってます)が混ぜてあり、ペレット状の専用餌も先に入れて少し柔らかくしてあります。亀は餌をパクつきながらビタミン水も飲みます。そのあと二時間くらい放置しておくと排泄するのです。排泄したら水を換えます。
このとき排泄していなかったら、さっきよりほんのちょっとだけ冷たいかな?くらいの水に換えます。そうすると、ビックリして排泄します。
昨夏に診てもらった獣医さんによると、クサガメは一日の半分くらいは水に漬けておいてあげないと循環器系の機能が不全になってしまうらしいです。だから家の亀も【座敷亀】でいるのは一日の半分だけです。あとは水にたっぷり漬けてます。(家の亀は水があまり好きではないようで出たがって暴れますけど健康維持のためには強制水浴です。これはもう仕方ない)
ただ、下痢のときはそういうわけには行きませんので、下痢と気付いたらずーっと水の中に入れてやって、こまめにたらいの水を換えてあげます。「亀は自分の排泄したおしっこの入った水は飲まない」と、以前ペットショップの人が言ってました。真偽は知りませんが私も自分のおしっこやうんちが混じった水など飲みたくないので亀も一緒なんじゃないかと思います。
他の人のblogには【座敷亀のおしめ】の作り方が出てました。「亀+おしめ」で検索すると出てくるんじゃないかな。
あと、エサについては、家の亀は運動量が多すぎてちっとも太らないのでペレット状のエサのあとに小さく切った刺身をやってます。刺身は夕飯で出した時一~二切れをその都度冷凍してストックしてあります。亀吉はブリやマス、中トロ(!)が好物です。あぶらっこい刺身をやり始めたら甲羅と肌が黒々ツヤツヤになりました。ますますカワユクなってしまった……。
亀吉は今コタツがお気に入りノアイテムで、完全にツールとして使いこなしています。体温調整を、コタツの中心から遠ざかったり近寄ったりかけ布団の間に挟まったりして自分の好きなように勝手にやってます。
家の者がコタツにいきなり足を入れると…
・娘の足→匂いクンカクンカかぎまくり、10分でも20分でも鼻をくっつけてうっとりしている
・私の足→いきなり噛み付く
・夫の足→物凄くイヤそうに手で払いのける、匂いすらかがない
わかりやすいといえばわかりやすいですね。
追記:
具合が悪そうな時は長時間水につけてます。クサガメ(ヌマガメ)にはそのほうが良さそうです。水は汚れたらなるべく換えます。うちは頻繁に換えるので水道水をそのまま使ってます。人懐こい亀は水に入れると嫌がって出たがりますが心を鬼にすればそのうち諦めて水中でじっと休養します。
獣医さんによると、亀はよほど具合が悪くならないと表に異常が出ない(表に異常が出た時は重篤)らしいので毎日エサの喰いとフンの様子を観察した方がいいそうです。ペレットだけだと太くて立派なフンをしますが刺身を食べさせると少し緩くなり量も減ります。やっぱりペレット(総合亀フード)が一番健康にいいのかもしれません。
追記の追記:
時々検索でこのページにたどり着く方がいらっしゃるようです。
亀のことについては「亀タグ」をつけて分類してあります。この飼いかたは「私の」「クサガメの」「今の」飼いかたであって亀の年齢や体調、住環境の変化によってその都度色々な改善をしていくことになると思います。
亀への思い(亀は長生きですが飼い主が死んだあとどうしたらいいんでしょう)
hibikiyuko.blog.shinobi.jp/Entry/290/
どうでしょう…