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響由布子
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ペットと遊ぶ
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日記は数ヶ月ごとに整理しています。
適当に削除していますので検索でたどり着いても該当の日記が無い場合があります。
※連絡先はhibikiyuko〒gmail.com(〒を@に直してください)
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1秒って誰が決めるの?

最初の方だけ抜き書きしましたがこの本面白いです。

【1秒って誰が決めてるの?】安田正美(ちくまプリマ―新書)
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・1秒の定義は時代とともに変化している。
・時間の計測、昔は天文学だったが今は物理学の範囲
・そもそも人間の感覚器には時間に関係するものは存在しない。時間については時計しかはかるものがない
・人類最初の時計は「暦」
・「太陽」と「月」二つの天体の動きを重ね合わせる事で暦を作った
・これは最小公倍数の考え方であり、素数の考え方ともいえる。
・暦の誕生=数学の芽生えともいえる
・紀元前の日時計、水時計、砂時計で時間をざっくりはかるようになるが本当にざっくり
・12世紀に機械時計が出来てから状況が変わった
・12世紀に作られた時計は長いひもの先に重りをつけて高い塔のてっぺんに重りを上げ、自身の重みで少しずつおりていく、それを動力とした。
・村で一番高い塔は教会の鐘つき塔なのでそこに時計の装置が置かれるようになる。
・教会の鐘の事をラテン語で「クロッカ」という。これがクロックの語源。
・しかし当時の塔時計には針が1つしかなかった。(〇時くらいしかはかれなかった)
・日本の江戸期の大名時計も似たようなもので、塔時計と同じシステム(冠歯車脱進機)なので1日に1時間くらいの狂いがあったりした。
・一分とか一秒という概念が無かった(はかれなかったので)
・西洋では、ガリレオが「振り子の等時性」の法則を発見した事で、時間を正確に計る仕組みが出来上がり、1時間を分割してみようという考えが出てきた。
・この頃から時計の針が二つになる。
・分を意味すぐminuteは「小さい」という意味。
・分がきちんと測定できるようになると今度はさらに分を分割しようという欲が出てきた。
・分をさらに60に分けたのがsecond minute(二番目の小さいモノ)。時代がたつとsecond minuteはsecondと呼ばれるようになる。
・1時間はなぜ60分なのか。10進法や12進法は採用しなかったのか?
・古代ではモノを分ける時、目で見て「半分」とか「三分の一」とか手で分けていた。多くの数字の倍数にあたり割り易かった60は、桁計算をしない人たちには使い勝手のいい数字だったのではないか。
・西洋では今でも二分の一インチとか四分の一マイルとかいう表現を使うが、もともとそういう感覚になじんでいたのだろう。
・十進法「メートル法」の発祥地であるフランスでは、フランス革命後の1793年に「フランス革命暦(共和暦)」を作って十進法に挑戦したことがある。1週間=10日、1日=10時間、1時間=100分、1分=100秒で暦を作った。
・結局根付かなく、時間は60進法に戻る。
※「へ~~」の連続なのでメモりました。(具合悪いんだから大人しく寝てろって話ですね)
https://www.amazon.co.jp/dp/4480689184
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