■昨日書いた「信長のデスマスク」についてもうちょっと調べた事など……。トンデモであろうがなかろうが、気になったら調べるというのが大事な事かと思います(すぐ忘れるけど書き留めておけば大丈夫だ!)
1)もっとも古いデスマスク(その技術は)いつ?
2)デスマスクを作ったと言われる信長の近習・弥助(日本初の黒人侍・元はイエズス会ヴァリアーノの奴隷だった)が当時デスマスクを作る技術を知っていた可能性は?
3)斬首のあとの信長の顔が穏やか⇒だから偽物だという指摘はOK?
4)デスマスクの材料はナニ?
■と思って調べたのですが、結論から言うと
1)自分が確認できた最古のデスマスク(粘土で型を取ったデスマスク)は「神曲」作者のダンテ(1320年死亡)のデスマスク
2)知りえた可能性アリ。技術はすでにあった。ローマン・カトリックのマルチン・ルター(1546年死亡)のデスマスクがある。無名の人のデスマスクはもっとあるらしい。
3)斬首の後でもデスマスクの顔つきは穏やかという実例があった! メアリ女王です。
4)信長デスマスクの持ち主によると、材料は五斗薪粘土。今ある信長のデスマスクは焼いてない状態で柔らかいらしい。「五斗薪粘土」とは五斗薪地方(土岐)で良く取れることから付いた名前。あら、土岐と言えば明智じゃないですか。偶然かな。持ち主はどうして「五斗薪粘土」と言い切っているのだろうか。
2)、3)についてですが、画像を見てみて下さい。この画像はイングランドで斬首刑になったメアリ女王(カクテル「血まみれマリー」の名前の元)のデスマスクです。恐怖や苦悶、絶望の表情などは無い=デスマスクを出来るだけ生前の普通の表情に似せるような修正・作法などが当時あったかもしれない。
【追記】このデスマスク、後世の偽ものという噂があるらしい…… orz
※ちなみにパブなどで男が女に使う下品なジョークに「Are You Mary Now?(あなたは今メアリーですか)」というのがあって、それはMary⇒Bloody(血まみれ)⇒生理中? なんだそうです。くっだらねぇ~~。