「運慶」展見てきました! すごく良かった!(セックスの感想みたい…)
でも本当に凄く良かった。平日なのに入場制限してたくらい人気があるのは当然かと思う。作務衣姿で頭ツルツルの人が散見されましたがお坊さん? が来てるのかな?
運慶の作はやっぱり素晴らしい! お父さんのも凄いけれどやっぱり運慶。弟子の作品はそれなりにこじんまり綺麗にまとまっているけど運慶は凄い!!!
玉眼と言って目玉を入れた仏像が鎮座していたのですが、作り方が書いてありました。レンズ状に削った水晶の裏側に顔料で目玉を描き、そこに白い綿や和紙を詰めて白目を表現。目をくりぬいてある空洞の顔の裏から小さな竹の釘を楔替わりに斜めに打ってとめてあるのだそうです。なんという手間暇。
タイの仏像も運慶の像も細部が精緻で素晴らしいのですが、タイの方は見ていると笑顔になってしまう癒し系で、運慶の方は見てるとなんかこう、気が飛んじゃうんです。両方とも「情動」です。車のデザイナーUさんによると、運慶は下から見上げられる事を考慮してデフォルメして(上を大きく)作ったのだそうです。弟子たちにはその技術が無かったそうです。なるほど。天才が天才とみられるゆえんですね。
今ちょうど博物館の庭園も開放していたので見てきました。
携帯を忘れてしまって写真を一枚も撮れなかったのが残念です。
すさんだ心が洗われた一日でしたとさ。めでたしめでたし。
【追記】
場所は上野の国立博物館です~。
芸術品のすばらしさもさることながら、日本の運送業のポテンシャルにも感動した一日でした!!!