多分、初めて活字になった「官能じゃない小説」です。
掲載された場所は『大衆文芸』2008年7月号です。書店では手に入らない非売品に近い同人誌です。
この小説を道場で出した時は全力を出し切った爽快感があったのに、いざ数週間後にゲラチェックをする段になったら自分の勘違い振りが恥ずかしくて正視できませんでした。
まるで酔った勢いで「自分イケてるじゃん!」と得意満面で撮ったセルフヌード写真を翌日シラフになった時に見せつけられてしまったような恥ずかしさでした。
某編集Hさんによるとそれは私が読み手としても書き手としても成長している証だそうですが本当にそうであるならば、それはそれでやっぱり嬉しいです。
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可能な範囲で修正して、現在の姿に近づけることもありますが、たいていは無理です。また、ゲラでの修正をやり過ぎると迷惑をかけるので、もう終わったことと割り切ることにしています。