日本会議の研究(扶桑社新書)前の選挙の時、安倍総理が選挙の応援で大宮駅西口に来たんです。彼は枝野の選挙区を狙い撃ちでやってきました。
TPPや消費税の件で今度の自民党はさすがに負けるだろうと思ってわざわざ様子を見に行った私は仰天しました。駅前はアベちゃんを支持する熱狂的な人たちが物凄く大量にいたんです。数千人レベルでした。
アベちゃんがマイクを握って、民主党を事実でない中傷で口汚くののしって(正直言って公職選挙法違反行為じゃないのかなと思うくらい酷かった)拍手喝さいを浴びたあと、応援したい若手議 員の腕を取って「こいつを男にしてやってください!」なーんて気持ち悪い事を言うと「うおーーーーっ」て大群衆が喜びの声をあげるんです。この不思議な熱 狂は一体なんなんだ……。
対して枝野氏の大宮駅東口の演説をたまたま見たら、動員20~30名くらい? 枝野からかなり距離を置いてひっそり聞いている人が殆どでした。「あーこれは負けますわ」と思ったんですよね。
ところが蓋を開けてみたら枝野が勝って自民党議員が負けました。(比例で復活したけど)
動員数をこの目で見てあの熱狂に触れての当落予測と、選挙の結果が乖離し過ぎなんです。なんでだろうって思いました。
一瞬、サクラを雇ったのかとも思いましたが、今の時代だったら絶対誰かがチクるから、そんな危険な橋は渡らないとも思うし。
だからあの現象は本当に謎でした。
でもこの本を読んだら「ああそういうことだったのか」と腑に落ちてしまった。
他にも驚愕の事実が沢山。うわぁ……。
いやぁ、この本はすべての日本人が一度は読むべきかなとまで思いますですハイ。
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