超苦手な指定の「しっとり」系原稿がやっと今終わった。信じられないくらいのろかった。間に合わないのではないかと思った。昨晩とか実は絶望していた。
で、どうにも進まないので昔(と言っても2年前)の長編原稿(ゲラチェク前)を引っ張り出して読んでみた。
……自分でもびっくりするくらいの粗い原稿だった。あの頃は長編書いた事無かった苦しさでなんとか行数稼がないとみたいな苦しみがあったんだっけ。最近は長編に馴れてきたんですがそれにしてもちょっと……。激鬱ですよ……。でもあの当時は「出しきった」感がものすごいあって、つまりこれが当時の実力だったわけで……恐ろしい(T_T)
でも私は元々悪文家で、ボキャ貧だし、気をつけないと足元すくわれるよなあ……と大いに反省。同時に、今年の目標は「年6冊」を除いて達成してしまっているので、新しく今年の目標を考えた。
・日本語を大事にする
いくらシンプルで読みやすい文体を目指すと言っても決して粗くて良いわけじゃない。頭を使ってもうちょっと凝った(でも読みやすい)文も書けるようになりたい。明日〆切なのでこれから校正しますけど、これだけ苦しんで自分がどんな文を書き綴ったのか通しで見るのが恐ろしいです。この短編は河出i文庫で出ます。出版が近づいたら告知致しますm(_ _)m
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